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カレイとのご対面
2年前までは何気なくカレイを釣っていた。
ところが、最近はカレイが釣れない。

シーズン初のカレイとのご対面は、2007年秋が10月28日、2008年秋は10月11日、昨年2009年秋は10月3日だった。
昨シーズンまでは早めにカレイを狙いに出かけていた。
今年は苦手意識からカレイ狙いの機会に恵まれず、本日シーズン初のご対面となった。

場所は、今まで行ったことが無いところ。
地図を片手に探したが、手間取っているうちに夜が明けた。


初めて行く場所はいつも不安である。
釣れるかどうか分からないという不安もあるが、周りで釣っている方や地元の方の反応。
地域によって、釣り人を暖かく迎えてくれるところと、そうでないところがある。

親しく話しかけてくださる場所もあり、釣り方のコツなど見知らぬ人にも親切に教えてくれる。

逆に、地元の方達の視線を冷たく感じることも多い。
地元の方が近づいて来ては文句のようなことをひたすら言い続けている。何を言っているか分からないので、聞きなおしてもハッキリしない。
こんな時は釣りをしていても気分がよくならないので、すぐに場所を変える。
別の日に行っても同じようなことが続くと、その場所には行かなくなってしまう。
釣れるとか釣れないとかは、まったく関係ない。


今日行った場所は、温かく迎えてくれた。
釣り人が多いにも拘らず、お互いの動きを見ており、お祭りなど他の釣り人の邪魔にならないように気を配っている。
気を配っていると言っても、意識しないでごく自然に。

でありながら、釣り竿を置いている近くで突然釣り始めるようなこともしてくる。
ても、嫌な感じはしない。
なぜなら、お互いの釣りや動きを把握していて、コミュニケーションが取れているから。

誰となく、顔見知りらしき方達が話をするが、私も自然と話に入ってしまう。
数人が良型交じりのサヨリをたくさん釣っておられたが、餌のことや釣り方などを聞いてみるとどんどん答えてくれる。

帰りに「お邪魔しました。」と挨拶すると、「また、おいで!」とお返事。
こんな場所には、また行ってみたくなる。


釣りを始めた頃のことを思い出した。
初めて会う他人が話しかけてきてくれる。
見知らぬ者同士が、「釣れてますか?」と声を掛け合う。
街中だとなかなかできない。というか、街中でそんなことをすると変な目で見られるだけだろう。

釣りって、釣果だけじゃないんですよね。
だから、釣れなくても釣りを続けているんだろうな。



さて、本日の釣果ですが、カレイ好調との話を聞いて行った地域だったが、小型カレイ3枚と貧果に終わりました。
カレイとのご対面_d0044628_18584525.jpg
だからね、釣りって、釣果だけじゃないんだってば。(笑)
by angler_susumu | 2010-11-07 19:03 | 釣行記 | Comments(2)
Commented by ハリー at 2010-11-08 22:44 x
釣り場では釣師ならではのコミュニケーションがありますね。
気持ちの良い事や 気分の悪い事 色々有りますが・・・・

私は誰にでも率先して挨拶をするようにしています。
地元の人も良い人が沢山居ますよ・・・ミカンをくれたり ポイントを教えてくれたり
人と人との輪が出来ます。

釣果は拘らず 釣を楽しみましょう!(私が言うのはおかしいかな~)
Commented by angler_susumu at 2010-11-09 22:32
●ハリーさん 
気持ちの良い事や気分の悪い事など、色々有りますよね。
気分の悪いことはあまり気にせず、気持ちの良いことは次回も期待したくなります。
私としては、地元の方などに嫌な思いをさせないように心掛けています。

ミカンはもらったことがないですね。
余った餌なら、準備した餌が余っていても、好意を無にしないよう受け取ったことが何度かあります。

すすむ (⌒0⌒)
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